パイロット・イン・コマンド 著者名:内田幹樹(著)
出版社:新潮社
出版年:2006.08
ISBN :4101160449
初めての作家の作品を読む。
なんとなく、本屋さんに行き、あらたなジャンルの面白そうな本はないかなぁと思い手に取る。
いわゆる「空モノ小説」。
ロンドン発成田行きのニッポンインター202便。乗客137名、乗務員14名(内パイロット3名)を乗せた飛行機がヒースロー空港を飛び立った。
特殊旅客(護送される国際犯罪者)、トラブルパッセンジャー、飛行機好きの少年など様々な人を日本へと連れて行くために。
飛行中、様々な事件が起こる。トラブルパッセンジャーからのクレーム、ライフベストがゴミ箱の中に捨てられているなどなど。そして、エンジンの炎上。副操縦士のみでこの問題を乗り切ることが出来、無事着陸することができるのか・・・。
著者は、元パイロットなので、飛行機の操縦、航空会社の内情などをわかりやすく描いているが、伏線の描き方がいまひとつ。物語の最初は、様々な登場人物が次々と登場するが、場面転換が早すぎるために、ついていきづらい。
また、この小話(CAがアメリカ人乗客と遊びに行きレイプされたとか)は必要だったのかと思われるような部分があったり、最後には、副操縦士とCAがいい感じになるのだが、思っていた人物ではなかったり・・・。
しかし、内容は面白い。この分野(空モノ)での今後を期待したい。
その後・・・


