枕絵 著者名:佐伯泰英(著)
出版社:光文社
出版年:2006.07
ISBN :433474088X
吉原裏同心シリーズの第7弾。
お気に入りのシリーズ
神守幹次郎が吉原の裏同心として活躍する。会得している剣は薩摩示現流と居合いの眼志流。
今回の事件は、三つ。物語全体を通しての事件は、老中首座、松平定信の側室を白川から江戸へと連れてくること。この理由は少しずつ明らかにされていく。
もう一つの事件は、幹次郎の同郷の友、甚吉を巡るもの。甚吉は一緒に働いているおはつと結婚しようとし、幹次郎に仲人をお願いする。甚吉の早とちりではないかと幹次郎はおはつに確認する。おはつもその意志があるが、心配なことが。物語はその心配なことを巡って進んでいく。
甚吉とおはつはどうなるのか?
そしてもう一つの事件。それは、吉原名物、玉菊灯籠を舞台にした殺人事件。ここで、本書のタイトルである「枕絵」がキーワードとなる。
無事にこの事件が解決した、幹次郎は、物語を通しての事件にようやく取り組むことに。
会所の御用として奥羽路・白川へ。ここは老中首座松平定信の領地である。
この地に住む側室お香を迎えにいくのである。このお香は吉原が送った女性だったのである。(女性を贈り物として送ると聞くと、嫌なイメージだが、良いお話が隠されているので、本編で確認を。)
しかし、定信就任を快く思わない田沼派の残党に命をねらわれる。
幹次郎たちは、無事に江戸へとたどり着くことができるのか?
無事にお香を江戸へ連れて行くことができるのか?
結末が尻切れトンボ
もう少し、エピローグを描いて欲しかった。
次巻に期待


